Maquet Magnus 手術台システム
Maquet Magnus 手術台システム
販売名:マグナス手術台 移動型 1180
一般的名称:手術台システム
製造販売届出番号:13B1X00176SW0020
クラス分類:一般医療機器、特定保守管理医療機器
販売名:マグナス手術台 埋込型 1180
一般的名称:カラム手術台システム
製造販売届出番号:13B1X00176SW0021
クラス分類:一般医療機器、特定保守管理医療
あらゆるポジショニングおよび患者と手術チームの両方に適したサポートを提供します。
概要
Maquet Magnus 手術台システムは、患者様と手術チームの両方に適したサポートを提供するために、システマティックな改善を積み重ねて生まれました。X 線透過領域が広く、また屈曲可能部位が多いので、人間工学に基づく操作が可能です。
最大で前後 80°、左右 45°に傾斜させられるため、これらを組み合わせて斜めに傾けることも可能です。また、535~1235 mm の範囲で高さ設定が可能なため、人間工学に基づいた作業環境を実現します。
安定性についても、新たな水準を打ち立てています。最大 380kg の重量に耐えます。
特徴
柔軟性と安定性
Maquet Magnus 手術台の支柱は、あらゆる配置と適切な操作を可能にします。スロープサドルテクノロジーにより、前後80°、左右45°まで同時に傾けることができます。
安定した体勢で左右を傾斜させ、広範なX線透視の状態を作り出すことができます。また、対応する作動半径により、術野へ自由にアクセスできます。
モジュラー式デザイン
多様なモジュールにより、あらゆる外科処置に対応できる手術台を簡単に設定できます。
Maquet Magnus は、作業半径を非常に大きくすることができます。患者様がほぼ「浮いている」ような配置にすることも可能です。より適切な X 線検査と術野に対してあらゆる方向からの自由なアクセスを提供します。
人間工学に基づく作業環境
きわめて幅広い高さ調節が可能なため、長時間におよぶ手術の場合でも、立ったまま、あるいは座ったままで楽に作業を行うことができます。
革新的なコンセプト
バッテリーを装備した Maquet Magnus 搬送装置により、インダクションエリアで予め患者ポジショニングを行い、手術室に直接搬送することができます。
ユーザーフレンドリー
ハンドルコントローラーには、直感的に理解できるアイコンが並んでいます。最大 10 の異なる患者様の位置をプログラムメモリ機能によって記憶させ、呼び出すことができます。
様々な言語バージョンで利用可能なディスプレイは、有用なステータス情報を提供し、好ましくない動作となりうる状態を事前に示します。バックライトキーにより、暗い手術室でも快適に操作できます。

カーボンファイバーテーブルトップ
万能テーブルトップに加え、特殊な Maquet Magnus カーボンファイバーテーブルトップは、360°のX線透過性を備えているので、幅広い範囲で X 線イメージを撮影できます。
Maquet Magnus のモデルによっては、縦方向の調整により、利用可能な放射線透過の範囲(放射線透過性のヘッドレスト、長さ300mmを含む)を2150mmまで拡張することができます。
電動化された横方向の調整および縦方向の調整により、患者様の身体構造は、Cアームを変更することなく画像増強装置で監視することができます。(例:血管造影 ANGIOGRAPHY)
Maquet Magnus のカーボンファイバーテーブルトップは、ハイブリッドORにとって理想的なデバイスです。同期する X 線装置と Maquet Magnus の動きは、アイソセンターの保持による放射線学的結果の改善に寄与します。
臨床

柔軟な患者ポジショニングを実現
Maquet Magnus は、あらゆる外科処置に対応します。広い高さ調節機能により、立ったままでも座ったままでも楽に処置を進めることができます。
調節範囲はきわめて広く、特に柔軟に傾斜させることができるため、患者様の体位を簡単に、かつ適切な形に設定できます。
次に、Maquet Magnus で可能な患者様の配置例を示します。
患者ポジショニングの革新的なコンセプト
患者様を、インダクションエリアの手術台上でポジショニングすることができます。バッテリーを装備した Maquet Magnus 搬送装置により、手術台の治療位置にセッティングした患者様を、インダクションエリアから手術室へ直接搬送できます。

砕石位に適した
カーボンファイバープレート
カーボンファイバープレートは、Maquet Magnus Operating Table をより使いやすくし、手術の体位が砕石位となる際に低侵襲手術 (MIS) をサポートします。
カーボンファイバープレートはX線で撮影できる範囲が広いため、手術の体位が砕石位となる際には骨盤から肝臓に至る腹部全体の視認性を向上させることができます。
術中の視認性の向上は、婦人科、泌尿器科、および腫瘍/がんの患者様の早期回復に寄与します。骨盤周辺の切開領域へアクセスしやすくし、術者にとって人間工学的なポジショニングの改善を助けます。カーボンファイバープレートは、既存の Getinge 付属品と互換性があります。

ハイブリッド手術室での処置
Maquet Magnus の特殊なカーボンファイバー手術台は、脳血管内および心臓血管外科、インターベンショナルラジオロジー、整形外科、外傷学の処置をサポートします。
手術台は、360°の X 線透過性を備えているので、あらゆる角度からX 線画像を撮影できます。複数の専門分野にまたがって使用される場合、神経外科、整形外科、外傷学の診断に必要な条件もカバーされます。
Learn more (English) → http://www.maquet-hybridoperatingroom.com/